クム美術館

クム美術館はエストニア美術館の新しいメインビルディングです。展示ホール、講堂、子供やアート愛好家向けの教育センターなど、多機能な美術館です。

クム美術館には32台のSMP-PROと13台のCMS Performanceサーバーが設置されています。一方で、12台のSMP-PROは1台の40インチNECと11台の32インチPhilips TFTディスプレイに接続されています。ディスプレイは建物の入り口、展示ホール、講堂に配置されており、訪問者への情報提供に使用されています。情報は主にビデオで、新しい展示ごとに週に一度更新されます。

他方で、2台のCMS Performanceサーバー（各々8つの入力を提供）と16台のSMP-PROプレーヤーがサーバールームに設置されています。これらのサーバーはアナログ入力（テレビ、DVD、VCD、ビデオカメラなど）をデータネットワーク上のビデオストリームに変換するために使用されます。SMP-PROは他のソースからのビデオストリームをアナログ出力に変換し、美術館内のケーブルテレビネットワークに接続されます。このケーブルは美術館内のテレビネットワークに接続され、美術館内のすべてのスクリーンにライブビデオを送信するために、ケーブルテレビネットワークとデータネットワーク上のビデオストリームの両方が使用されます。これにより、美術館内のどの部屋からのパフォーマンスやスピーチも、美術館内のすべてのスクリーンに表示することができます。

最後に、4台のSMP-PROプレーヤーと4つの入力を持つCMS Performanceサーバーは、アーティストが美術館全体でビデオ信号を送受信することも可能にしています。