1 ワットを大切に:省エネなデジタルサイネージ プレーヤーの選び方
デジタルサイネージの消費電力が積み重なる理由
画面 1 台の電力はわずかです。しかし、毎日 12~24 時間、年中無休で稼働する画面のネットワークとなると話は別です。多くの企業は、手元にあったという理由でデスクトップ PC とソフトウェアでサイネージを動かしています。PC はさまざまな用途向けに設計されているため、プレイリストの再生には不要な大容量電源、グラフィックス、冷却装置を備えています。
節約した 1 ワットは、画面の数と稼働時間で掛け算されます。だからこそ、プレーヤー選びは見た目以上に重要なのです。
節電効果の見積もり方
消費電力量の計算は簡単です。消費電力(W)× 使用時間 ÷ 1,000 = kWh。現在の構成と代替案それぞれで計算し、画面の数を掛けてください。
| 機器の例 | 1 日の使用時間 | 年間消費電力量 |
|---|---|---|
| 消費電力 100 W の機器 | 12 | 438 kWh |
| 消費電力 20 W の機器 | 12 | 88 kWh |
| 画面 1 台あたりの差 | 350 kWh |
上記の数値は計算式の例であり、特定の製品の実測値ではありません。お使いの機器の消費電力を、できればコンセント側で実測してご利用ください。
省エネ プレーヤーを選ぶポイント
- 専用設計であること。CAYIN SMP-2200 などの組み込みプレーヤーはサイネージ専用に作られ、低消費電力の部品を使い、不要なハードウェアを搭載していません。
- マルチディスプレイ出力。SMP-2210 のように 1 台で 2~3 画面を駆動できるプレーヤーなら、複数のプレーヤーを置き換えられます。
- 画面のオン/オフ スケジュール。SMP プレーヤーは接続した画面をスケジュールに従ってオン/オフできるため、閉店後に画面が点いたままになりません。パネルの寿命も延びます。
- ファンレスまたは静音設計。一般に、消費電力が低い設計であることを示します。
- 単体で安定して再生できること。コンテンツを流し続けるためだけに、現場で追加の PC やサーバーを動かす必要がありません。
プレーヤー以外での省エネ
- 設置場所に合わせて輝度を調整する。屋内の画面で最大輝度が必要なことはまれです。輝度を下げることは、ディスプレイ自体で最も大きな節電効果のひとつです。
- 営業時間外は画面をオフにする。スタッフ任せにせず、スケジュールで自動化しましょう。
- ePaper を検討する。会議室の表示、時刻表、棚札など 1 日に数回しか変わらない表示には ePaper が適しています。ePaper は画像が変わるときだけ電力を使い、その間は電力なしで表示を保ちます。CAYIN の ePaper ソリューションをご覧ください。
- 集中管理する。CMS-SE などのサーバーを使えば、すべての拠点に同じ電源スケジュールを適用できます。
よくある質問
デジタルサイネージ プレーヤーの消費電力はどのくらいですか?
ハードウェアによります。サイネージに使うデスクトップ PC は、再生専用に作られた小型の組み込みプレーヤーよりはるかに多くの電力を消費するのが一般的です。メーカーの仕様を確認するか、コンセント側で実測し、使用時間を掛けて kWh を求めてください。
デジタルサイネージには、PC よりメディアプレーヤーのほうが省エネですか?
通常はそうです。専用プレーヤーは低消費電力の部品を使い、サイネージに不要なハードウェアを省いています。一方、PC は他の用途向けに設計された大容量電源、グラフィックス、冷却装置を備えています。
デジタルサイネージの画面を自動でオフにできますか?
できます。CAYIN SMP プレーヤーは接続した画面をスケジュールに従ってオン/オフできるため、営業時間中だけ画面を点灯させられます。
液晶ディスプレイの代わりに ePaper を使うべきなのはどんな場合ですか?
会議室の表示、時刻表、お知らせ、棚札など、コンテンツの更新がたまにしかなく、動画が不要な場合です。ePaper は画像の更新時だけ電力を使い、直射日光の下でも読みやすいのが特長です。
画面の輝度を下げると、大きな節電になりますか?
なります。サイネージ構成で最も電力を使うのはディスプレイであることが多く、屋内の画面の多くは最大輝度でなくても読みやすさは変わりません。
CAYIN Technology in Brief
CAYIN Technology は、台湾で22年以上の実績のあるデジタル サイネージ ソリューションおよびソフトウェアの開発企業です。アプライアンス ベースのデジタル サイネージ ソリューションの完全なポートフォリオを提供する CAYIN は、世界各地のクライアントに信頼されるパートナーとして、様々なグローバル アプリケーションをセットアップしてきました。製品の展開を最大限に促進させるため、ほぼ無限のアプリケーションに対して成長し続ける市場の需要を満たすサービスを提供しています。


